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社長インタビュー

足場鳶という仕事を通して、自身の本当の“足場”を知った。
社員一人ひとりが輝ける環境で、より良い仕事を生み出し社会に還元したい。

山下組 代表取締役山下 永似

建設業一家に生まれた職人の血

建設現場の作業用の足場をつくる職人を足場鳶といいます。
山下組は、仮設足場工事の専門業者として、平成13年に私の父が設立しました。
私が鳶の世界に本格的に入ったのは20歳の頃です。
意外に思われますが、高校卒業後、一度は会社員として勤めた時期もありました。
しかし、祖父母の代から建設業を営んでいたので、身近な仕事であったことや、父から受け継いだ職人の血が体に流れていたのでしょうね。
現場の活気、チームで足場が組み上げていく充実感や達成感、技術で評価される鳶の世界に惹かれ、山下組に入社したのは自然な流れだったのだと思います。

父が病で倒れ、25歳で会社の代表へ

父は昔ながらの人間で、とても厳しく、いつも頼りになる親方でした。
私は父のもとで、鳶職人として日々仕事に打ち込みました。
しかし会社設立3年がたった頃、父が病に倒れました。
そして、父に代わり、山下組の看板を背負う決意をしました。25歳の時でした。
ようやく職人の仕事がこなせる程度の一職人でしたから、当然経営のことなど全くわかりません。
「継いだ限りは、残された会社と社員の生活を守らねばならない。」
ただ、その思いだけで毎晩深夜まで手探り状態で仕事しました。
この時期の苦しい経験、言われたことをただやるのではなく、自ら仕事を作り、自分の頭で組み立てていくという経験は、私を一回り大きく成長させてくれました。

「もっと周りの人間を信頼して、頼ってくれたらいいやんけ。」

当時、社内外問わず、現場の職人は年上の人ばかりでした。
建設の世界は、特に実力主義なので、社長といえども若造の自分に先代からの職人が付いてきてくれるのか不安でした。
少しでも社長らしく見せなければいけないと躍起になり、誰にも頼れず、孤独感にさいなまれる日々でした。
そんな頑なな自分の姿は、社内の雰囲気や社員のモチベーションにも大きく影響を与えていたと思います。
ある日、見かねたベテランの職人が私に対して、ぶつけてきました。
「もっと周りの人間を信頼して、頼ってくれたらいいやんけ。」と。
すべてを自分ひとりでしなくてもいい。今の考え方に変わるきっかけとなった一言でした。

濃密で泥臭いほどのコミュニケーションが重要

鳶の仕事は、どの職人よりもいち早く現場に入り、後に続く他の職人が作業するための足場を組み立てていきます。
「ジャングルジムみたい」と、どれも同じように見える仮設足場ですが、建造物によって作り方や設計、仕様など、ひとつとして同じものはありません。
「安全に作業しやすい足場を無駄なく、美しく組み上げる。」
これこそ、鳶職人の面白さであり、醍醐味です。
しかし、高所で重量物を扱う鳶の仕事は、少しの気のゆるみで墜落や落下などの大事故につながる常に危険と隣り合わせの作業です。
このような仕事だからこそ、共に働く人間同士のつながり、チームワークが重要なのは言うまでもありません。
一人ひとりが自分の仕事に没頭しながらも、互いの命を預けあい、助け合い、作業の完成を目指していきます。
それゆえ、必要以上に濃密で泥臭いコミュニケーションが必要となりますが、この人間同士の関わりがあるからこそ、よりよい仕事につながる業務改善やアイデア、忌憚ない意見を伝え合うことができます。
私自身、何か気になると感じた時はメールや電話で済ませるのではなく、膝を突き合わせて、お互い腹を割って話す機会を持つように心掛けています。
自身の考え方の変化は、社内の雰囲気や社員の行動にも徐々に表われ、仕事のご依頼や業績にもつながっており、ようやく自身の「足場」も固めることができたように思います。

仕事を通して、生きる力を身に付けてほしい

他の建設業とは異なり、作業用足場は、形に残りません。建物が出来上がる頃にはきれいさっぱり撤去してしまいます。
形には残りませんが、他の職人さんや取引先さんから、
「任せてよかった。いい足場を作ってくれてありがとう。」
と言葉をかけてもらう瞬間は、それまでの仕事の疲れが吹き飛ぶほどうれしいものです。
仕事を通して得られる喜びは、人を大きく成長させてくれます。
だからこそ山下組では、『自分で考え、チャレンジさせる』をモットーとして、社員一人ひとりの教育に力を注いでいます。
山下組には、10代の若手からベテラン、シニア、異業種からの転職者、外国人実習生など、さまざまな経歴や個性を持ったメンバーが集まっています。
仕事の中で、自分で考え、答えを出していく過程での自分の成長を実感してほしい。
また、仕事を通じた人との関わりの中で、豊かな人生と生きていく力を身に付けてほしい。
勉強するための環境は、会社が全面的に用意します。
必要な資格取得の費用は、全額会社で負担します。
実際に多くの社員が仕事の合間をみつけて、慣れない勉強に取り組んでいます。
そして、何より勉強が嫌いだった私自身も、現在新たな資格に挑戦しています。

仕事だけではなく、私生活も充実した豊かな人生を送ってほしい。

これから、仕事だけではなく、結婚して、子ども授かるなど、さまざまなライフイベントを経験するでしょう。
「山下組で働く社員一人ひとりが、仕事だけではなく、豊かな人生を送ってほしい。」
だから、福利厚生の充実にも取り組んでいます。
それぞれが心豊かな人生を送ることができてこそ、「信頼」につながる確かな仕事への積極的な姿勢が生まれると考えています。
安心安全で仕事のしやすい足場づくりを提供することとともに、安心安全で希望の持てる職場づくりに、山下組はチャレンジしていきます。
最後に、日頃、ご指導・ご協力いただいている元請会社様、協力会社様、そして、ともに仕事に携わる仲間たちにこの場を借りて感謝申し上げます。

キャリアへの取り組み

山下組からのメッセージ

作業用の足場の仕事は他の建設業とは違い、形に残りません。
「任せてよかった。いい足場を作ってくれてありがとう。」
という他業種の職人からの言葉は、喜びと成長への意欲を与えてくれます。

山下組には10代の若手からベテラン、シニア、異業種からの転職、外国人実習生など、
さまざまな経歴や個性を持ったメンバーが集まっています。

仕事を通じて、人とのつながりの大切さや生きていく力を身に付けてほしい。
そして、仕事だけではなく、豊かな人生を送ってほしい。
より働きやすく働きがいある職場となるよう福利厚生の充実にも取り組んでいます。

心豊かで自立した人間を育てることで、ひとつひとつの仕事を確かな「信頼」につなげて行く。
山下組は、今後もチャレンジしていきます。
どうか、一緒にチャレンジするメンバーの一員に加わってください。

建設キャリアアップシステム

2018年10月から運用が開始された「建設キャリアアップシステム」を活用することによって、
社員一人ひとりの評価を適切に行い、実力に応じた処遇を受けられる環境づくりに努めています。
日々の就業を明確にすることで仕事もプライベートも充実できる職場環境を重視し、若手もベテランも継続して働きやすい職場を目指しています。
「建設キャリアアップシステム」の詳細については下記リンクからご覧ください。

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日本財団職親プロジェクト

有限会社山下組では、「日本財団職親プロジェクト」に
賛同し、職親企業として、
出所者の自立更生支援活動を行っております。
再び罪を犯すことを防ぐため、また犯罪で悲しむ方を増やさないため、「就労」、「教育」、「住居」、「仲間づくり」の視点で
刑務所出所者、少年院出院者の
社会復帰を応援していきます。
「日本財団職親プロジェクト」の詳細については下記リンクからご覧ください。

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国家資格

山下組では、社員の技能向上施策の一環として、国家資格の取得を支援しています。
有資格者による実技能力や学科知識の指導はもちろん、会社全額負担での外部研修の受講や
「資格取得祝い金制度」の導入で従業員の国家資格・免許取得を積極的に支援しています。

免許

「とび技能士」は、とび作業の段取り、仮設の建設物の組立てや解体、掘削、土止めや地業など、とびに関する能力を認定する国家資格で学科と実技試験があります。
等級には、1級~3級まであり、それぞれ上級技能者、中級技能者、初級技能者が通常有すべき技能の程度と位置づけられており、技能検定に合格すると1級は厚生労働大臣名の、2級及び3級は各都道府県知事名の合格証書が交付され、「とび技能士」を称することができます。

技能講習

「玉掛け」、「足場の組立て等作業主任者」、「高所作業車運転」などの資格がこれにあたります。
資格によっては、作業経験が3年必要なものや、受験資格が18歳以上と定められているものがあります。
例えば、「高所作業車運転」では、作業床の高さが10m以上の高所作業車を運転する場合に必要な資格となります。
また、特別教育にも「高所作業車」の資格があり、こちらは作業床の高さが10メートル未満という制限になっており、「技能講習」と「特別教育」で制限が異なる資格もあります。

特別講習

「職長・安全衛生責任者教育」「足場の組立て等特別教育」「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」「巻上げ機運転者特別教育」「高所作業車運転特別教育」等がこれにあたります。
職長とは、作業員を総指揮する人のことを言い、各現場に配置される責任者のことを言います。現場を任されるには、この講習を受け、職長・安全衛生責任者教育修了証が必要となります。
作業に応じて、必ず修了証が必要な場合と、義務付けはされていないが、修了証を持っていることが望ましい場合があります。

山下組のある一日

8:00

出勤・ラジオ体操

建設現場に直接出勤することがほとんどです。同じ現場のメンバー同士で乗り合って向かうこともあります。その日の気候に合わせて身支度をしましょう。
作業の開始前に、ラジオ体操で身体を十分に動かし、今日の自身の体調を確認します。

↓

8:15

朝礼

現場で働く人全員が集まり、一日の作業の流れなどを確認します。
作業の進捗、体調等で気になることがあれば、職長への報連相も忘れず。

↓

8:30

作業前安全ミーティング

予測される危険を事前に把握し、周知徹底を図ることで安全管理を徹底します。

↓

8:45

作業開始

↓

10:00

小休憩

30分の小休憩を挟みます。小休憩中に作業の細かな確認をすることもあります。

↓

12:00

昼休憩

全員が作業を中断し、一斉に昼食タイムです。
一緒に昼食をとることで現場の結束を深める意味もあります。食事の後は昼寝をする職人も。

↓

13:00

作業再開

↓

15:00

小休憩

30分程度の小休憩を挟みます。今日の仕事もあともう少し。

↓

17:00

片付け・作業終了・退勤

現場からそのまま自宅へ帰ることがほとんど。
明日の仕事に備えて、身体を休めたり、家族団らんで夕飯を食べたり、趣味や自己研鑽に励んだりと、プライベートも充実できます。

求める人物像

鳶の仕事は、建設工事の現場になくてはならない仮設足場の安全と安心を約束する重要な命綱とも言える仕事です。
だからこそ、働く者同士のつながりや絆を深め、ともに日々技術を磨き、切磋琢磨していく。
その積み重ねこそ、安心安全な現場を創る力になると私たちは考えます。
山下組は、こんな仲間と一緒に働きたいと考えています。

1

「身近な人を大切にする人」

現場の仕事はチームプレーです。たいへん多くの人と一緒に仕事をします。
だからこそ、最も身近にいる家族、同僚、仲間を大切にできる人を求めます。身近な人へ感謝の気持ちや「ごめんなさい」が言えない人は、他の人にも寄り添えません。
多様な個性や能力の違いを尊重しながら、相手の気持ちに寄り添うコミュニケーションこそ、安全性や効率性を高めていくための近道と考えています。

2

「自ら学び取る姿勢の人」

言われたことをただこなすだけでは、仕事の本当の面白さを知ることはできません。
まずは、仕事の基本覚えること。そして、仕事の時間だけでなく、自ら勉強し、何事からも学び取る姿勢を持つことが自分の価値を高めます。
価値ある人には、人も仕事もお金も集まります。
自身の能力と人間性を高めることに貪欲な人を求めています。

3

「へこたれない人」

何でも始めたすぐはうまくいかないことばかりでしんどくなることも多いでしょう。
現場は危険と隣り合わせのため、時に先輩からの厳しい叱責もあります。
また、天候や周囲の作業状況によって、急な変更や突発的な出来事も起こります。即座に的確な判断をするのは難しく、時に失敗することもあります。
その失敗という経験を明日の成長に変えていけるへこたれない人を求めています。

雇用条件

事業内容 仮設工事一式、土工事、コンクリート工事
職種 鳶工 一般土工
雇用形態 正社員、契約社員、アルバイト
年齢 不問
就業時間 8:00~17:00(実働7時間勤務)
休憩時間 120分
時間外労働 月10時間以内
賃金 鳶工:日給11,000円以上
一般土工:日給9,000円以上
その他、職長手当、職務手当等あり
※経験者は給与面にて優遇いたします
※試用期間は、別途定めあり
休日 日、祝、GW、夏季休暇、年末年始休暇
年間休日 82日
福利厚生 労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険 完備、作業服貸与
社内イベント(BBQ、食事会)
育児休業取得実績 あり(男性1名取得)
就業場所 京都・滋賀・大阪・兵庫など関西一円
転勤 なし
従業員数 26名
定年制 60歳
再雇用 65歳
※能力に応じて、65歳以上の再雇用あり
マイカー通勤
通勤手当 10,000円まで支給
学歴 中卒以上
必要な経験 不問
必要な免許・資格 不問
選考方法 書類、面接
応募書類 履歴書(自筆、写真付き)
選考日時 随時

採用に関する詳細は、メールフォームまたは下記電話番号よりお問い合わせください。

TEL : 0774-39-5655

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